システムエンジニアには、給料が比較的高い、将来性があるなど、魅力がたくさんあります。そして仕事にやりがいがあることもシステムエンジニアの魅力です。
システムエンジニアのやりがいは、システムが完成したときに大きな達成感を味わえることです。システム開発は一筋縄ではいきません。クライアントとのヒアリングが上手くできていないと作り直しが発生し、スケジュール管理が甘いと連日残業になってしまいます。たとえクライアントとのヒアリングが上手くできて、スケジュールもしっかり組めていても、クライアントが途中で要件の変更を伝えてくることもあるでしょう。そうした数々の困難を乗り越えシステムがようやく完成したときには、大きな達成感を味わえるのです。開発したシステムによっては、店頭に並んでいたり、家族などの身近な人が使用したりすることもあり、それを目にしたときにも達成感を得られます。
また勤めている会社によっては、社会に貢献できるというやりがいもあります。システムを利用するのはIT業界だけではありません。商社や病院、学校など色々な場所で利用されています。中には官公庁をはじめとする、社会インフラを支えているクライアントからシステム開発を依頼されることもあるでしょう。勤めている会社がゴミ問題や人材不足などの社会問題の解決を目指しており、そのための自社システムを開発していることもあります。そういうシステムの開発に取り組むことで、社会に貢献することが可能です。
システムエンジニアはクライアントと直接コミュニケーションを取る機会が多く、システムが完成したときには感謝されることもあります。人を通じて間接的に感謝を伝えられるのも嬉しいものですが、直接言われたときの喜びはひとしおでしょう。クライアントと密に連携を取るシステムエンジニアならではのやりがいです。